【歌詞考察】瑛人の香水は禁止薬物を表していた!?
本考察は限りなく偏見に満ちたものになっております。
嘘を嘘であると見抜けない方はご遠慮ください
瑛人さんの「香水」
某SNSを発端に若者に爆発的にヒットし、2020年には紅白歌合戦にも出場した
れっきとした名曲である。
しかし、若者たちはこの歌の本質を分かっているだろうか。筆者は心配でならない。
確かにSNSのわずか数秒ですべてを理解するのは難しさがあるかもしれないが、
その節々に邪悪な意図が満ち満ちている。
そう、この歌を紐解くと、実は「薬物」というワードが透けて見える。
早速歌詞を一つずつ考察していこう。
夜中にいきなりさ いつ空いてるのってLINE
君とはもう3年くらい会ってないのにどうしたの?
いきなり純朴な若者にとっては刺激的なワードから始まった。
「夜中」なんていう単語はどう考えても薬物中毒者しか考えつかない。
日本人はみな旧石器時代から日が沈めば眠るものなのだ。
そして相手の予定を気にしている。きっとLINEの相手は売人であろうと容易に想像がつく
3年ぶりの相手ということだが、きっと最近までやり取りしていた売人には逃げられたのだろう
この世界は変化が常。3年ぶりの売人と連絡が取れるとは思わないが、どうだろう。
次の節を見ていこう
あの頃 僕たちはさ 何でもできる気がしてた
2人で海に行ってはたくさん写真撮ったね
売人との記憶であろう。
なんでもできる、薬物の典型的な症状の一つ、気が大きくなっている。
薬物にはこのようにハイになる“アッパー系”と真逆で鬱気味になる“ダウナー系”なるものがあるそうだが、主人公はアッパー系を好んで摂取していたようだ。
海に行ったのも本当に行ったかどうか怪しいが、ひとまず飲み込むとする
でも見てよ 今の僕をクズになった僕を
人を傷つけてまた泣かせても 何も感じ取れなくてさ
薬物の効果が抜けてくると猛烈な喪失感や自己嫌悪に覆われる。
自業自得といえばそれまでだが、家族や友人、いろんな人を泣かせてしまったことは容易に想像がつく。
別に君を求めてないけど 横にいられると思い出す
君のドルチェ&ガッバーナの その香水のせいだよ
サビに入った。
幻覚が見え始めている。曲の冒頭でも考察した通り、夜に起きている人など常人ではいるはずがない。なのに「横にいられると…」?
相当な薬物中毒者である。実際に幻覚などがみられると復帰にかかる時間と労力は相当なものらしい。
そしてこの「ドルチェ&ガッバーナ」、「香水」
曲のタイトルにもなっているこの部分であるが、ここはまさに「薬物」を表していると筆者は考える。
ドルチェ&ガッバーナは知っての通り有名ブランドの名前であるが、薬物はその尻尾をつかませないため、通り名や別名で呼ぶことが多い。これもその一つであろう。
ほかの「香水」にはエルメスやルイ・ヴィトンなんてものもあるのではなかろうか。
すべてがつながり始めた。実にぞっとする。
2番も考察してみよう。
今更君に会ってさ 僕は何を言ったらいい?
「可愛くなったね」口先でしか言えないよ
なるほど、売人は女であるらしい。イメージではその筋の人、ガタイがよくて少しオーバーサイズの服を着た男が売っている印象だが、薬物の入り口として入りやすいように親しみある女の子を丸め込んだのであろう。卑劣奴らめ。
どしたの?いきなりさ タバコなんかくわえだして
悲しくないよ 悲しくないよ 君が変わっただけだから
女の子も確実にアンダーグラウンドの影を色濃く落としているようだ。
タバコ、薬物…。奴らのうたい文句には「きれいになる」「痩せる」など根拠のない美容文句があるようだが、そんなことは断じてありえない。むしろ逆である。血流が阻害され、顔は老けやすく、一時的に痩せたとしても痩せにくい体質になるため結局は太ってしまうことは多いらしい。
この女の子も自分で蒔いた種とは言え、昔のような可愛い(?)面影が消えてしまったようだ。
それは「可愛くなったね」が口先だけになってしまうのも無理はない。
でも見てよ今の僕を 空っぽの僕を
人に嘘ついて軽蔑されて 涙一つも出なくてさ
でも の意味がさっぱり分からないが、彼も薬物投与後の自己嫌悪により自信を喪失している。
もしかしたらこの主人公もクスリを売る側になった可能性も出てきた。たいていの場合、薬物に手を出すと経済的に苦しくなり、他人に売ることでマージンを得る、そのお金で薬物を買う、また貧しくなる…そういった抜け出せないスパイラルにはまってしまう場合もある。
当然先述のありもしないでまかせを並べてきたと思う。軽蔑されるのも当然だ。
涙一つも出ない、少しは罪の意識があるのか?
次に進んでみよう。
別に君を求めてないけど 横にいられると思い出す
君のドルチェ&ガッバーナの その香水のせいだよ
心配した自分がバカであった。同じことを繰り返している。
これも薬物中毒者特有の症状かもしれない。
記憶障害などに陥ることもあると聞く。
主人公よ、大丈夫か?遅すぎることはない。帰ってこい。
別に君をまた好きになることなんてありえないけど
君のドルチェ&ガッバーナの 香水が思い出させる
完全に手遅れかもしれない。ついさっき言ったワードをほぼそのまま繰り返している。
この「香水」は相当な効果があるのではなかろうか。
(当然摂取量にもよるが)
何もなくても 楽しかったころに
戻りたいとかは思わないけど
君の目を見ると思う
もはや何を言っているかわからない。支離滅裂である。
別に君を求めてないけど 横にいられると思い出す
君のドルチェ&ガッバーナの その香水のせいだよ
末期であった。もう通算4回目の「別に…」である。
沢尻エリカばりにツンケンしている
別に君をまた好きになるくらい君は素敵な人だよ
でもまた同じことの繰り返しって
僕がフラれるんだ
沢尻エリカ越えがこんなに早くやってくるとは。
ただ、ここでは最後に少し変化を持たせている。
同じことの繰り返し、当然誰しもが薬物は悪いこととわかっている。わかってはいるが効果が切れるとつい「あと少しだけ」と手を伸ばしてしまう。
そんな自分が嫌いである。わかっているのにやめられない。
こんなにつらいのに、だれか、僕を止めてくれ、しかし誰にも相談できない。相談できるのは自分と同じような人間だけ。非合法であるのは明白であるからだ。
助けてほしい。助けてくれ…。きっと誰かに助けを求めても
「僕がフラれるんだ」
ここまで「香水」の歌詞を考察してわかった。
瑛人さんはこの歌を通して薬物の危険性を伝えたかったのだ。
若者が親しみやすいSNSを使って。本能に訴えかける。
薬物の取り締まり件数は年々増えている。しかしそれ以上に地下では巨悪がうごめいているかもしれない。
薬物、ダメ。絶対
「香水」はそんな世の中へのメッセージである。